介護職は夜勤専従が狙い目!そのメリットとは

特別養護老人ホームなど、24時間体制で高齢者を介護しなければならない施設では、少なくとも1週間に1回程度の割合で夜勤が回ってくるものです。各人の負担が少なくなるようローテーション制を採用しているとはいえ、不規則な生活を強いられることに違いはなく、高齢者施設への就職が嫌煙される理由の一つにもなっています。

さてそんな中、意外と注目を集めているのが「夜勤専従の介護職」です。人気の理由の最たるものは、言うまでもなく給与の高さです。場所によってそれぞれですが、夜勤1回あたりの給与は1万5000円~2万5000円程度と言われており、3日に1回の勤務で月収25万円というケースもあるわけです。もちろん反対から見れば、そのぐらい出さないと、夜の勤務は人が集まらないということでもあります。

高給とはいえ、競争率自体はさほど高くありませんから、採用される可能性は十分にあります。夜型の生活の方が向いているという人には、結構おいしい求人ではないでしょうか。穴場ともいえる夜間求人が気になる方は、まず介護職の夜勤のメリットについて調べてみるといいでしょう。

とはいえ、いいことばかりではありません。まず、応募したくとも小さな子供のいる主婦の方は、家族の協力がないと難しいです。さらに女性の場合は、ホルモンの乱れで生理不順を来たすなど、体調管理の面で問題を抱えるケースもありえます。

また、正社員での募集が少ないのも大きなデメリットと言えそうです。つまり派遣かパートの契約になるわけですが、実際のところ派遣だと「更新なしで契約終了」という場合も結構あるようです。その点、その職場でずっと働きたいのであれば、直接雇用のパートで採用してもらわなければなりません。
加えて、パートで入っていた方が正社員登用として採用される可能性もあるので、選択肢としてベターだといえるかもしれません。